ファスト・ウズ・ライトニング、コールド・ウズ・ウィンター
2013年5月13日 MTG(ネタ) コメント (6)ここはモダンマスターズとM14のプレゼン会場。
どちらのエキスパンションが顧客の心を掴むか競っている。
(なお、マローとロンはモダマス側のサクラ)
「お願いします!」モダンマスターズ側のテストプレイヤーが二人掛かりで青龍刀めいた巨大包丁を運び、差し出した。「エーラッシェー!」モダマス代表は叫び、青龍刀めいた巨大包丁をパックめがけて繰り出す!「イヤーッ!」ゴウランガ!恐るべき包丁さばきにより凄まじき速度で開けられてゆくパック!「ワオオーッ!」
「こ、これは凄すぎる」マローは身を乗り出した。「もはやポエム」「マーケティング的にこの説得力はすごい」ロンが頷いた。「ご覧なさいこの熱狂を。場を支配するパフォーマンス。皆さんは非日常体験をしにくるわけですから。もはや内容を見せるまでもなく完全勝利ですよ!」「ワオオーッ!」
「確かな開封の腕だ。……ム……?あれは」ガーフィールドは眉間にシワを寄せ、開封の様子を凝視した。「再録……全カードが……?」「そうですよ。あれは実際モダンマスターズですからね!」マローが説明した。「目玉は独占流通ルートから手配されてくるタルモゴイフです!」「新イラストタルモ!」
「そんな事が?新イラストのルアゴイフでは?」「いえ、実際それは違いますね」マローが答える「あのタルモについて詳しく書かれた私の著書をプレゼントしますよ。タルモ・ルポルタージュですが……ともかく、ウィザーズ社の秘密規定によって、高額の再録カードはだいたいイラストが新しくなるんです」
「面妖ではありますな」ガーフィールドは腕を組んだ。「タルモは稀少カードではあるが、MTGの全てでは無いものだ」「でもね、マーケティング的にこれは大正解ですよ」ロンが言った。「何しろタルモは市民の憧れ。レガシー民の遺伝子に刻まれた絶対の嗜好なんです。許されるならタルモだけ8枚入れますよ僕だって!」
「とにかくモダンマスターズですよ!とにかく予約した甲斐があった」マローが混ぜ返した。「皆さんもWin-Winになるのは、やっぱりモダンマスターズです」「……楽しみに待ちましょうか」ガーフィールドは低く言った。
「イイイイヤァーッ!」振るわれる青龍刀めいた巨大包丁!剥がされてゆくパック!パックを開封するさまはまるで、カバレッジに記されたプロツアー、第3日の決勝ドラフトの再現だ!「ワオオオーッ!」「ワオオオーッ!」「ワオオオーッ!」「ワオ……え?」
歓声が一瞬、止んだ。彼らの視線はM14のパックに注がれた。「何だ」「おい見ろ……」「何?」「何だと?」「何」「……ウーズが……入ってる」
「バカな!」ガーフィールドが思わず立ち上がった。マローは狼狽え、ロンに助けを求めた。「アイエエエ!何ですかあれは?」「あれはスカベンジング ウーズ!?」ガーフィールドはテストプレイヤーの後ろで腕を組んで見守るM14代表を見た。(再録したというのか!あれを!)M14代表が睨み返した。(ワシも驚いとる)
面倒くさくなったので終了
どちらのエキスパンションが顧客の心を掴むか競っている。
(なお、マローとロンはモダマス側のサクラ)
「お願いします!」モダンマスターズ側のテストプレイヤーが二人掛かりで青龍刀めいた巨大包丁を運び、差し出した。「エーラッシェー!」モダマス代表は叫び、青龍刀めいた巨大包丁をパックめがけて繰り出す!「イヤーッ!」ゴウランガ!恐るべき包丁さばきにより凄まじき速度で開けられてゆくパック!「ワオオーッ!」
「こ、これは凄すぎる」マローは身を乗り出した。「もはやポエム」「マーケティング的にこの説得力はすごい」ロンが頷いた。「ご覧なさいこの熱狂を。場を支配するパフォーマンス。皆さんは非日常体験をしにくるわけですから。もはや内容を見せるまでもなく完全勝利ですよ!」「ワオオーッ!」
「確かな開封の腕だ。……ム……?あれは」ガーフィールドは眉間にシワを寄せ、開封の様子を凝視した。「再録……全カードが……?」「そうですよ。あれは実際モダンマスターズですからね!」マローが説明した。「目玉は独占流通ルートから手配されてくるタルモゴイフです!」「新イラストタルモ!」
「そんな事が?新イラストのルアゴイフでは?」「いえ、実際それは違いますね」マローが答える「あのタルモについて詳しく書かれた私の著書をプレゼントしますよ。タルモ・ルポルタージュですが……ともかく、ウィザーズ社の秘密規定によって、高額の再録カードはだいたいイラストが新しくなるんです」
「面妖ではありますな」ガーフィールドは腕を組んだ。「タルモは稀少カードではあるが、MTGの全てでは無いものだ」「でもね、マーケティング的にこれは大正解ですよ」ロンが言った。「何しろタルモは市民の憧れ。レガシー民の遺伝子に刻まれた絶対の嗜好なんです。許されるならタルモだけ8枚入れますよ僕だって!」
「とにかくモダンマスターズですよ!とにかく予約した甲斐があった」マローが混ぜ返した。「皆さんもWin-Winになるのは、やっぱりモダンマスターズです」「……楽しみに待ちましょうか」ガーフィールドは低く言った。
「イイイイヤァーッ!」振るわれる青龍刀めいた巨大包丁!剥がされてゆくパック!パックを開封するさまはまるで、カバレッジに記されたプロツアー、第3日の決勝ドラフトの再現だ!「ワオオオーッ!」「ワオオオーッ!」「ワオオオーッ!」「ワオ……え?」
歓声が一瞬、止んだ。彼らの視線はM14のパックに注がれた。「何だ」「おい見ろ……」「何?」「何だと?」「何」「……ウーズが……入ってる」
「バカな!」ガーフィールドが思わず立ち上がった。マローは狼狽え、ロンに助けを求めた。「アイエエエ!何ですかあれは?」「あれはスカベンジング ウーズ!?」ガーフィールドはテストプレイヤーの後ろで腕を組んで見守るM14代表を見た。(再録したというのか!あれを!)M14代表が睨み返した。(ワシも驚いとる)
面倒くさくなったので終了
コメント
言葉だけでなく、シチュエーション的にもかなり忍殺再現度高いですね
そうすることで原作のアトモスフィアを保とうとしてます。