【恐怖の】《珊瑚兜の司令官》考察【空中殺法】
 今回は《珊瑚兜の司令官》についての考察を・・・。
 レベルアップによって飛行とロード能力を得る最強のマーフォークのひとりです。マナは掛かりますが単体で3点または4点の飛行クロックになり得ることが出来、最終形態では全体を強化するロード能力をも持ちます。そしてこの魚がレガシーで強いと言われる理由は主に前者の理由からです。今までマーフォークは島を渡れず地上を固めてくる相手に対してはクロックを刻めず苦戦を強いられてきました。しかし彼の登場により単体で4点、またロードが1体でもいれば5点と4発殴ってハイ終わり!というようなことが出来るようになりました。
 
 そして上記の《珊瑚兜の司令官》の強みを最も活かせる相手はマーフォークの天敵と言われるZOOとゴブリンです。
 ZOOに対してはタイミングを見て一度4/4にできれば《稲妻/Lightning Bolt》や《稲妻のらせん/Lightning Helix》では除去されないため《流刑への道/Path to Exile》さえケアすればよく、地上は適度にチャンプブロックしていけば先に殴りきれることがあります。
 ゴブリンに対しては今までも《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》という最終兵器がありましたが、相手が《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》をコントロールしているとプロテクション青で止められ《十手》にカウンターが乗せられないというケースが多々ありました。ですが飛行を持った《司令官》に《十手》を持たせればそのようなことも無くなります。
このように《珊瑚兜の司令官》は今まで天敵とまで言われてきた相手に対して不利を縮められるマーフォークの救世主ともいえる存在であるのです。

 ですがいい点ばかりというわけでもなく《司令官》は結構なマナ食い蟲であるという欠点もあります。今までのマーフォークデッキと比べ構築の段階で土地を若干増やさなくてはならないかも知れません。そのため《銀エラの達人/Silvergill Adept》の重要性もより高まってきます。
 そしてそれ以上にこの《司令官》の登場でより重要性が高まったと考える生物がいます。その生物は《川の殺し屋、シグ/Sygg, River Cutthroat》です。地上が止められている状況で単体で3点を刻める《司令官》は絶好の相方であり、また《司令官》投入のために増やした土地を引き、また土地を増やしたせいで引きにくくなった呪文をより引くことが出来ます。

 もうひとつの憂慮すべき点として生物が2マナ域に固まってしまうので《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》等に掛かりやすくなってしまうことがあります。まあプレイングでケアするなり、不安なら《もみ消し/Stifle》を増やすなりすればいいのではないかと思います。


次回からは3マナ域へ・・・

コメント

うしお
2010年5月26日0:14

リンクさせていただきました。
最近レガシーを始めて魚使っているので参考になります。

マツバガニ
2010年5月26日6:15

>SHOTAさん
こちらもリンクさせて頂きましたので宜しくお願いします。

静風のむーむー@CDW
静風のむーむー@CDW
2010年5月26日19:52

リンクさせて頂きました。
魚ビギナーですがよろしくお願い致します。

マツバガニ
2010年5月26日20:57

>静風のむーむーさん
こちらもリンクさせて頂きました。
宜しくお願いします。

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