で思いつくニンジャ
①カツワンソー=サン(ワン)
②キャバリアー=サン(ツーハンテッドカタナブレードツルギ)
③オメガ=サン(人生三回遊んで暮らせる貯金)
④フォーセイケン=サン(フォー)
⑤ディテクティブ=サン(物理版五巻背表紙)
⑥ゲイトキーパー=サン(シックスゲイツ創始者)
⑦セプテントリオン=サン(名前及び出すビーム)
⑧マスター・トータス=サン(身長8フィート超)
⑨フォーティナイン=サン(獣の数字)
①カツワンソー=サン(ワン)
②キャバリアー=サン(ツーハンテッドカタナブレードツルギ)
③オメガ=サン(人生三回遊んで暮らせる貯金)
④フォーセイケン=サン(フォー)
⑤ディテクティブ=サン(物理版五巻背表紙)
⑥ゲイトキーパー=サン(シックスゲイツ創始者)
⑦セプテントリオン=サン(名前及び出すビーム)
⑧マスター・トータス=サン(身長8フィート超)
⑨フォーティナイン=サン(獣の数字)
【モダマス】闇の腹心【忍殺改変】
2013年5月20日 MTG(ネタ) コメント (16)
「やーい!お前の父ちゃん、闇の腹心持って帰ってくるよ!」「闇の腹心持って帰ってくるよ!」「うる……うるっせえよ!」「やーい!」「やーい!」
「う……うふっ、うふっ……」ジミーは川沿いの土手に体育座りをして、自分の泣き声を噛み殺します。「来るんだよ……父ちゃんきっと、闇の腹心持って、帰ってくるんだよ」
彼は自分に言い聞かせます。父さんが帰ってくるはずの日から今日でまる一年経ってしまいました。薄々気づいているんだ。ひとは、いつまでも子供ではいられない。
そう、あの日、西の港町を目指して旅立ったお父さん……お土産に、闇の腹心を持って帰って来ると約束して……それきり。ボブとマイクは、いつもジミーを、いじめるのでした。
「わかってるんだ……世の中ってクソなんだ」ジミーは川に石を投げます。「いないんだ。棺の女王、くしんの魔女、ひとこおりの剣、せいいの騎士、みんなウソだ。いさおしをたてたプロプレイヤーは年老いて、グランプリ入賞者はいずれ名もしらぬ若造に地方大会でけんかをうられて負ける。」
「ほう、では、このわたしも、いないかね?」だれかがジミーの頭にやさしく手を置きました。その手はひんやりとしていながら暖かく、まるで雪解けをつげる風のようでした。「え」ジミーは顔をあげます。マローがにっこりと微笑みました。
「わたしの勘ではね、君のお父さんは、そろそろ帰ってくるのじゃないのかな」マローは言いました。「いつですか」ジミーは反抗的に言い返します。無理もないことです。かわいそうなジミー。マローはいいました。「そうだねえ、たとえば、あと一分かな?」「え?」
ジミーとマローは、いっしょに顔をあげました。そして空を見ました。「オーロラだ」ジミーは驚きのあまりあんぐりと口を開けます。なんて綺麗な!魔性!それだけではありません!ごらんなさい!
「ホー!ホー!ホー!」わらいごえが夜空に轟くと、オーロラのなかから!ふにゃふにゃした竜が飛び出したのです!りゅうの頭には、銀とピンクに輝くプレリで配られたシャツをきた32歳まほう使いがまたがり、ジミーとマローに手を振ったのです!
「ああ!ああ!なんてことだ!」ジミーは喜びのあまり、ぼろぼろと涙をこぼしました。32歳まほう使いの後ろにまたがる無職ニートの後ろにまたがるあの人は!「お父さん!」
「やあジミー!すまなかった。いだいな冒険に巻き込まれてしまってね!とう!」お父さんはりゅうの背から飛び降りると、パラグライダーを展開して、ジミーの隣に降り立ちました。そしてジミーをやさしく抱きしめたのです。「ごめんな。本当にごめん。」「お父さん!」
「ホー!ホー!ホー!」32歳まほう使いの笑い声が遠くにきこえます。「助けてええ」ボブとマイクがふにゃふにゃした竜に追い回されています。いいおきゅうをすえられた事でしょうね。やがて竜と乗り手はオーロラの中に消えました。
「お土産があるんだ」お父さんは美しいモダンマスターズを差し出します。「闇の腹心だよ。約束したろう」「お父さん!おーんおんおんおん!」ジミーは、泣いて泣いて、泣きました。……そして、自分の泣き声で、目が覚めました。いつものベッドで。
そこには、りゅうも、マローも、いません。お父さんも、いません。ジミーは寂しい笑いを浮かべました。「……わかってるさ」ジミーは電気をつけようとしました。そして気づきました。箱?モダンマスターズの箱!? 箱が床に置いてある!
「ジミー。そろそろおりてきなさい。朝ご飯だよ」階段のしたから、お父さんの声と、パンが焼ける匂いが届いてきました。「お父さん!」ジミーは駆け出しました。よかったね!(ハッピーエンド)
「う……うふっ、うふっ……」ジミーは川沿いの土手に体育座りをして、自分の泣き声を噛み殺します。「来るんだよ……父ちゃんきっと、闇の腹心持って、帰ってくるんだよ」
彼は自分に言い聞かせます。父さんが帰ってくるはずの日から今日でまる一年経ってしまいました。薄々気づいているんだ。ひとは、いつまでも子供ではいられない。
そう、あの日、西の港町を目指して旅立ったお父さん……お土産に、闇の腹心を持って帰って来ると約束して……それきり。ボブとマイクは、いつもジミーを、いじめるのでした。
「わかってるんだ……世の中ってクソなんだ」ジミーは川に石を投げます。「いないんだ。棺の女王、くしんの魔女、ひとこおりの剣、せいいの騎士、みんなウソだ。いさおしをたてたプロプレイヤーは年老いて、グランプリ入賞者はいずれ名もしらぬ若造に地方大会でけんかをうられて負ける。」
「ほう、では、このわたしも、いないかね?」だれかがジミーの頭にやさしく手を置きました。その手はひんやりとしていながら暖かく、まるで雪解けをつげる風のようでした。「え」ジミーは顔をあげます。マローがにっこりと微笑みました。
「わたしの勘ではね、君のお父さんは、そろそろ帰ってくるのじゃないのかな」マローは言いました。「いつですか」ジミーは反抗的に言い返します。無理もないことです。かわいそうなジミー。マローはいいました。「そうだねえ、たとえば、あと一分かな?」「え?」
ジミーとマローは、いっしょに顔をあげました。そして空を見ました。「オーロラだ」ジミーは驚きのあまりあんぐりと口を開けます。なんて綺麗な!魔性!それだけではありません!ごらんなさい!
「ホー!ホー!ホー!」わらいごえが夜空に轟くと、オーロラのなかから!ふにゃふにゃした竜が飛び出したのです!りゅうの頭には、銀とピンクに輝くプレリで配られたシャツをきた32歳まほう使いがまたがり、ジミーとマローに手を振ったのです!
「ああ!ああ!なんてことだ!」ジミーは喜びのあまり、ぼろぼろと涙をこぼしました。32歳まほう使いの後ろにまたがる無職ニートの後ろにまたがるあの人は!「お父さん!」
「やあジミー!すまなかった。いだいな冒険に巻き込まれてしまってね!とう!」お父さんはりゅうの背から飛び降りると、パラグライダーを展開して、ジミーの隣に降り立ちました。そしてジミーをやさしく抱きしめたのです。「ごめんな。本当にごめん。」「お父さん!」
「ホー!ホー!ホー!」32歳まほう使いの笑い声が遠くにきこえます。「助けてええ」ボブとマイクがふにゃふにゃした竜に追い回されています。いいおきゅうをすえられた事でしょうね。やがて竜と乗り手はオーロラの中に消えました。
「お土産があるんだ」お父さんは美しいモダンマスターズを差し出します。「闇の腹心だよ。約束したろう」「お父さん!おーんおんおんおん!」ジミーは、泣いて泣いて、泣きました。……そして、自分の泣き声で、目が覚めました。いつものベッドで。
そこには、りゅうも、マローも、いません。お父さんも、いません。ジミーは寂しい笑いを浮かべました。「……わかってるさ」ジミーは電気をつけようとしました。そして気づきました。箱?モダンマスターズの箱!? 箱が床に置いてある!
「ジミー。そろそろおりてきなさい。朝ご飯だよ」階段のしたから、お父さんの声と、パンが焼ける匂いが届いてきました。「お父さん!」ジミーは駆け出しました。よかったね!(ハッピーエンド)
ファスト・ウズ・ライトニング、コールド・ウズ・ウィンター
2013年5月13日 MTG(ネタ) コメント (6)ここはモダンマスターズとM14のプレゼン会場。
どちらのエキスパンションが顧客の心を掴むか競っている。
(なお、マローとロンはモダマス側のサクラ)
「お願いします!」モダンマスターズ側のテストプレイヤーが二人掛かりで青龍刀めいた巨大包丁を運び、差し出した。「エーラッシェー!」モダマス代表は叫び、青龍刀めいた巨大包丁をパックめがけて繰り出す!「イヤーッ!」ゴウランガ!恐るべき包丁さばきにより凄まじき速度で開けられてゆくパック!「ワオオーッ!」
「こ、これは凄すぎる」マローは身を乗り出した。「もはやポエム」「マーケティング的にこの説得力はすごい」ロンが頷いた。「ご覧なさいこの熱狂を。場を支配するパフォーマンス。皆さんは非日常体験をしにくるわけですから。もはや内容を見せるまでもなく完全勝利ですよ!」「ワオオーッ!」
「確かな開封の腕だ。……ム……?あれは」ガーフィールドは眉間にシワを寄せ、開封の様子を凝視した。「再録……全カードが……?」「そうですよ。あれは実際モダンマスターズですからね!」マローが説明した。「目玉は独占流通ルートから手配されてくるタルモゴイフです!」「新イラストタルモ!」
「そんな事が?新イラストのルアゴイフでは?」「いえ、実際それは違いますね」マローが答える「あのタルモについて詳しく書かれた私の著書をプレゼントしますよ。タルモ・ルポルタージュですが……ともかく、ウィザーズ社の秘密規定によって、高額の再録カードはだいたいイラストが新しくなるんです」
「面妖ではありますな」ガーフィールドは腕を組んだ。「タルモは稀少カードではあるが、MTGの全てでは無いものだ」「でもね、マーケティング的にこれは大正解ですよ」ロンが言った。「何しろタルモは市民の憧れ。レガシー民の遺伝子に刻まれた絶対の嗜好なんです。許されるならタルモだけ8枚入れますよ僕だって!」
「とにかくモダンマスターズですよ!とにかく予約した甲斐があった」マローが混ぜ返した。「皆さんもWin-Winになるのは、やっぱりモダンマスターズです」「……楽しみに待ちましょうか」ガーフィールドは低く言った。
「イイイイヤァーッ!」振るわれる青龍刀めいた巨大包丁!剥がされてゆくパック!パックを開封するさまはまるで、カバレッジに記されたプロツアー、第3日の決勝ドラフトの再現だ!「ワオオオーッ!」「ワオオオーッ!」「ワオオオーッ!」「ワオ……え?」
歓声が一瞬、止んだ。彼らの視線はM14のパックに注がれた。「何だ」「おい見ろ……」「何?」「何だと?」「何」「……ウーズが……入ってる」
「バカな!」ガーフィールドが思わず立ち上がった。マローは狼狽え、ロンに助けを求めた。「アイエエエ!何ですかあれは?」「あれはスカベンジング ウーズ!?」ガーフィールドはテストプレイヤーの後ろで腕を組んで見守るM14代表を見た。(再録したというのか!あれを!)M14代表が睨み返した。(ワシも驚いとる)
面倒くさくなったので終了
どちらのエキスパンションが顧客の心を掴むか競っている。
(なお、マローとロンはモダマス側のサクラ)
「お願いします!」モダンマスターズ側のテストプレイヤーが二人掛かりで青龍刀めいた巨大包丁を運び、差し出した。「エーラッシェー!」モダマス代表は叫び、青龍刀めいた巨大包丁をパックめがけて繰り出す!「イヤーッ!」ゴウランガ!恐るべき包丁さばきにより凄まじき速度で開けられてゆくパック!「ワオオーッ!」
「こ、これは凄すぎる」マローは身を乗り出した。「もはやポエム」「マーケティング的にこの説得力はすごい」ロンが頷いた。「ご覧なさいこの熱狂を。場を支配するパフォーマンス。皆さんは非日常体験をしにくるわけですから。もはや内容を見せるまでもなく完全勝利ですよ!」「ワオオーッ!」
「確かな開封の腕だ。……ム……?あれは」ガーフィールドは眉間にシワを寄せ、開封の様子を凝視した。「再録……全カードが……?」「そうですよ。あれは実際モダンマスターズですからね!」マローが説明した。「目玉は独占流通ルートから手配されてくるタルモゴイフです!」「新イラストタルモ!」
「そんな事が?新イラストのルアゴイフでは?」「いえ、実際それは違いますね」マローが答える「あのタルモについて詳しく書かれた私の著書をプレゼントしますよ。タルモ・ルポルタージュですが……ともかく、ウィザーズ社の秘密規定によって、高額の再録カードはだいたいイラストが新しくなるんです」
「面妖ではありますな」ガーフィールドは腕を組んだ。「タルモは稀少カードではあるが、MTGの全てでは無いものだ」「でもね、マーケティング的にこれは大正解ですよ」ロンが言った。「何しろタルモは市民の憧れ。レガシー民の遺伝子に刻まれた絶対の嗜好なんです。許されるならタルモだけ8枚入れますよ僕だって!」
「とにかくモダンマスターズですよ!とにかく予約した甲斐があった」マローが混ぜ返した。「皆さんもWin-Winになるのは、やっぱりモダンマスターズです」「……楽しみに待ちましょうか」ガーフィールドは低く言った。
「イイイイヤァーッ!」振るわれる青龍刀めいた巨大包丁!剥がされてゆくパック!パックを開封するさまはまるで、カバレッジに記されたプロツアー、第3日の決勝ドラフトの再現だ!「ワオオオーッ!」「ワオオオーッ!」「ワオオオーッ!」「ワオ……え?」
歓声が一瞬、止んだ。彼らの視線はM14のパックに注がれた。「何だ」「おい見ろ……」「何?」「何だと?」「何」「……ウーズが……入ってる」
「バカな!」ガーフィールドが思わず立ち上がった。マローは狼狽え、ロンに助けを求めた。「アイエエエ!何ですかあれは?」「あれはスカベンジング ウーズ!?」ガーフィールドはテストプレイヤーの後ろで腕を組んで見守るM14代表を見た。(再録したというのか!あれを!)M14代表が睨み返した。(ワシも驚いとる)
面倒くさくなったので終了
サツバツ◆オルゾフの魔除け◆タイム
2013年1月16日 MTG(ネタ) コメント (4)
磨き上げられた御影石の床に、赤いLEDライトの数字が反射する。部屋の壁にはくまなく大型モニタと束ねられた高速LANケーブル類が並び、刻々と変動する株価が中継される。最新技術の粋が集められたこの部屋は、しかし宇宙ステーションなどではない 。ここはwotc社のホールの一つだ。
今、50畳ほどもあるこの部屋には、高級スーツを着込み分厚い眼鏡をかけた開発チーム5人と、この開発チーム入りを目指す3人のテストプレイヤーがいる。さらに、開発チームたちの後ろには一段高くなったリフト式タタミが浮かび、チェアマンであるマローが江戸時代の武将のごとく威圧的に座っているのだった。
「シミック製薬は創業何年ですか」開発チームが出題する。「ハイ」とクルーカットのテストプレイヤーが ボタンを押し、回答権を得た。「どうぞ」「37年です。風邪薬メーカーとして創業しました。私は二番目の効果は destroy target creature and you lose life equal to that creature’s toughnessがいいと思います」「アタリです」開発チームらは顔を見合わせ 、手元のキーボードで何事かを入力する。カードの効果が採用されればされるほど、テストプレイヤーの開発チーム入りは近づくのだ!
「オルゾフの魔除けの一番目と二番目の効果は決まりました」開発チームが言った「三番目の効果はサツバツタイムで決めます。皆さんがどれだけオルゾフの魔除けに対してギリギリの効果を付けられるかアピールしてください。ハイ、ではプレイヤーへのダメージ1点軽減からスタート」。3人のテストプレイヤーらはゴクリと唾を飲んだ。……一瞬の静寂 !
「2点軽減です」ボブカットのテストプレイヤーがボタンを押して言う。開発チームたちが手元のキーボードで何事かを入力する。「3点軽減です」とクルーカット。「4点です」とチョンマゲ。皆、手に汗握り、目を血走らせ、心臓は破裂寸前だ。時折横 に目配せし、互いを威嚇する。さながらバクチを打つヤクザのよう。
紫色のラメスーツを羽織り、黄金のヘルムとメンポで顔を隠したマローは、江戸時代の武将の如き威厳で腕を組み、成り行きを高みから見下ろしている。 wotcの首領である彼は、弱者が虫ケラのように死ぬのを見ることと、カードの効果をぶっ壊すことが、何より好きなのだ。
「6点です」とクルーカットが一気に勝負に出た。 見事な手際だ。彼は知的な 笑みを禁じえない。他の2人は、やられたといったジェスチャーを見せる 。除去モードもあるのにこれ以上カードパワーを上げると、また社長室に呼び出されてしまうだろう。そんなことは、ストレス耐性のない彼らには耐えられない。
しばし静寂が支配する。開発チームらがカタカタとキーボードを鳴らす。その肌はつやつやと綺麗だ。 流石は開発チーム、よく食べ、よく寝ているのだろう。焦燥感に負け、追い詰められたネズミ達が動き出す。「1ドローです」と唇を噛み締めながらチョンマゲ。「対戦相手1ディスカード(ただしソーサリータイミング)です」と泣きながらボブカット。
この無慈悲なるサツバツタイムのカードパワー調整は、マローその人によって考案され、現在では数々のエキスパンションでも用いられるようになった 。「ムハハハハ……」マローは右肘を赤漆塗りの枕に預けながら、タイガーの描かれた扇子で優雅に体を扇いでいる。その眼はカタナのように細く、全く表情を読めない。
クルーカットは呆然としていた。6点軽減で勝ったと思ったが、読みが甘すぎたのだ 。「対戦相手の手札を見て1ドローです」「対戦相手の手札をランダムで1枚見て、土地でなければディスカード(ただ しソーサリータイミング)です」さらにレースは続く。クルーカットはニューロンをフル回転させた… ((開発チームはテストプレイヤーを顎で使える。 数回の社長室呼び出しに耐え切れば、カチグミ的な待遇になるはず))
「ウオーッ! オルゾフチャーム・バンザイ!!」 クルーカットはボタンを叩き、その場で立ち上がってバンザイの姿勢を取った。これには一同呆気に取られ押し黙り、彼の発言を見守るしかない。場の流れは完全に彼のものだ。パン、パン、パン、という気だるげな拍手が上から聞こえた。マローだ。
「ムハハハハ、威勢の良い若造だ……」マローの眼光が突如、抜き身のカタナのように鋭くと光る「それで、いくらまで壊す?」。クルーカットは膝を震わせながら叫んだ「この通り、return target creatu re card with converted mana cost 1 or less from your graveyard to the battlefieldです!」。ナムサン ! 狂気の沙汰だ! 「場に出る!アイエエエエ!」 他の2人の学生もその場で絶叫する。
「ムッハハハハハ! 面白い、貴様の効果を採用だ 」マローは閉じた扇子でぴしゃりとクルーカットを指した。「ヨロコンデー! 」クルーカットはその場で涙を流しドゲザする。実のところ、マローにとってこのオルゾフの魔除けの効果を決めるのは余興にすぎない。ドラゴンの迷路ではもっとぶっ壊れカードを収録させる予定なのだ。
半ば、惰性で続けているニンジャスレイヤー改変魔除け紹介でした。
デッドムーン・オン・ザ・レッドスカイ #4 より
http://togetter.com/li/89761
今、50畳ほどもあるこの部屋には、高級スーツを着込み分厚い眼鏡をかけた開発チーム5人と、この開発チーム入りを目指す3人のテストプレイヤーがいる。さらに、開発チームたちの後ろには一段高くなったリフト式タタミが浮かび、チェアマンであるマローが江戸時代の武将のごとく威圧的に座っているのだった。
「シミック製薬は創業何年ですか」開発チームが出題する。「ハイ」とクルーカットのテストプレイヤーが ボタンを押し、回答権を得た。「どうぞ」「37年です。風邪薬メーカーとして創業しました。私は二番目の効果は destroy target creature and you lose life equal to that creature’s toughnessがいいと思います」「アタリです」開発チームらは顔を見合わせ 、手元のキーボードで何事かを入力する。カードの効果が採用されればされるほど、テストプレイヤーの開発チーム入りは近づくのだ!
「オルゾフの魔除けの一番目と二番目の効果は決まりました」開発チームが言った「三番目の効果はサツバツタイムで決めます。皆さんがどれだけオルゾフの魔除けに対してギリギリの効果を付けられるかアピールしてください。ハイ、ではプレイヤーへのダメージ1点軽減からスタート」。3人のテストプレイヤーらはゴクリと唾を飲んだ。……一瞬の静寂 !
「2点軽減です」ボブカットのテストプレイヤーがボタンを押して言う。開発チームたちが手元のキーボードで何事かを入力する。「3点軽減です」とクルーカット。「4点です」とチョンマゲ。皆、手に汗握り、目を血走らせ、心臓は破裂寸前だ。時折横 に目配せし、互いを威嚇する。さながらバクチを打つヤクザのよう。
紫色のラメスーツを羽織り、黄金のヘルムとメンポで顔を隠したマローは、江戸時代の武将の如き威厳で腕を組み、成り行きを高みから見下ろしている。 wotcの首領である彼は、弱者が虫ケラのように死ぬのを見ることと、カードの効果をぶっ壊すことが、何より好きなのだ。
「6点です」とクルーカットが一気に勝負に出た。 見事な手際だ。彼は知的な 笑みを禁じえない。他の2人は、やられたといったジェスチャーを見せる 。除去モードもあるのにこれ以上カードパワーを上げると、また社長室に呼び出されてしまうだろう。そんなことは、ストレス耐性のない彼らには耐えられない。
しばし静寂が支配する。開発チームらがカタカタとキーボードを鳴らす。その肌はつやつやと綺麗だ。 流石は開発チーム、よく食べ、よく寝ているのだろう。焦燥感に負け、追い詰められたネズミ達が動き出す。「1ドローです」と唇を噛み締めながらチョンマゲ。「対戦相手1ディスカード(ただしソーサリータイミング)です」と泣きながらボブカット。
この無慈悲なるサツバツタイムのカードパワー調整は、マローその人によって考案され、現在では数々のエキスパンションでも用いられるようになった 。「ムハハハハ……」マローは右肘を赤漆塗りの枕に預けながら、タイガーの描かれた扇子で優雅に体を扇いでいる。その眼はカタナのように細く、全く表情を読めない。
クルーカットは呆然としていた。6点軽減で勝ったと思ったが、読みが甘すぎたのだ 。「対戦相手の手札を見て1ドローです」「対戦相手の手札をランダムで1枚見て、土地でなければディスカード(ただ しソーサリータイミング)です」さらにレースは続く。クルーカットはニューロンをフル回転させた… ((開発チームはテストプレイヤーを顎で使える。 数回の社長室呼び出しに耐え切れば、カチグミ的な待遇になるはず))
「ウオーッ! オルゾフチャーム・バンザイ!!」 クルーカットはボタンを叩き、その場で立ち上がってバンザイの姿勢を取った。これには一同呆気に取られ押し黙り、彼の発言を見守るしかない。場の流れは完全に彼のものだ。パン、パン、パン、という気だるげな拍手が上から聞こえた。マローだ。
「ムハハハハ、威勢の良い若造だ……」マローの眼光が突如、抜き身のカタナのように鋭くと光る「それで、いくらまで壊す?」。クルーカットは膝を震わせながら叫んだ「この通り、return target creatu re card with converted mana cost 1 or less from your graveyard to the battlefieldです!」。ナムサン ! 狂気の沙汰だ! 「場に出る!アイエエエエ!」 他の2人の学生もその場で絶叫する。
「ムッハハハハハ! 面白い、貴様の効果を採用だ 」マローは閉じた扇子でぴしゃりとクルーカットを指した。「ヨロコンデー! 」クルーカットはその場で涙を流しドゲザする。実のところ、マローにとってこのオルゾフの魔除けの効果を決めるのは余興にすぎない。ドラゴンの迷路ではもっとぶっ壊れカードを収録させる予定なのだ。
半ば、惰性で続けているニンジャスレイヤー改変魔除け紹介でした。
デッドムーン・オン・ザ・レッドスカイ #4 より
http://togetter.com/li/89761
(あらすじ。時はGTC発売後からしばらく。マツバガニはプレリやらパックを剥いたりで手に入れたGTCのカードの中にボロスの魔除けがないか、ストレージを漁っている所である。そこでとあるカードが目に付いた・・・)
「とにかく俺のことはアレだ、いないと思っていい。もしくは、捨てろ。好きにカード捜しすりゃいいや。」「……」マツバガニは思案した。「私はマツバガニだ。お前の名は」
「名前は誰からもお呼びが掛からないんで忘れちまったよ」カードは答えた。「お前さん、何を探してンだ?ボロスの魔除け?ぷっ!ボロスの魔除けね、魔除け」「魔除けの名はボロスの魔除けだ。我がデッキに入れようと思うのだ」
「なァるほど、ナヤでも強化するってわけだ。あいつの効果で。こいつは傑作だ」「ボロスの魔除けだ。知っておるのだな」
「知っているとも。俺はあいつの出来損ないよ」カードは言った。「俺の能力がベースになっているんだ。あいつは完成形だ。俺にゃ、本体に4点だの、二段攻撃だの、とてもとても ……」「お前も魔除けか」マツバガニは言った「マローが生み出した……」「まあ、そうだな」「ずっとここに」
「そうだよ。ボロスの魔除けがスペル枠を埋めた。以来、ここでこうして、ほったらかしさ。何もする事ねえし、スタン落ちまで寝てンのさ」カードはアクビした。「捨てていいぜ」「……」マツバガニはそのカードに手をかけた。「ヌゥーッ……」「イイね 。ひと思いにやってくれ」「捨てる?何をバカな」デッキケースを開けながら言った。
「アア?」「お前は一緒に来い」マツバガニの眉間に血管が浮かび上がった。「我がデッキに」「ナンデ?」カードは心底不可解そうに目を見開いた。マツバガニは答えた 。「そこにいて、何になる」スリーブの入口が広がってゆく!
「何になる、って、何にもならねえよ」カードは言った。「印刷される前の事なんか忘れちまったしよォ、仕事もねえし、ストレージで寝てるか捨ててもらうか、二つに一つ……」「ナンデ?」今度はマツバガニが問うた。「デッキのスペースは空いたぞ。なぜ入らない」「入る?」「当然だろう」
マツバガニは一歩下がった。そして言った。「お前がそこにいる理由は何も無い!」「……まあ、そりゃ、無いさ」「ならば共に来い。我がナヤアグロは戦力を必要としている。自由獲得の為の戦力を!サヴァイヴァルの力をな!」「……」カードはのそのそとストレージから出てきた。
「カードは企業の道具では無い。わかるか?サヴァイヴァルする為のカードだ。厳しいスタンダート環境に適応する効果を持つ。ゆえにサヴァイヴァルする。我がデッキはサヴァイヴァル集団であり、スタン環境でのサヴァイヴァルの為に戦う!自由!」マツバガニは叫んだ。「お前もそうなのだ!」
「何言ってんだアンタ」カードはストレージから出ると、その場でストレッチを始めた。「だがまァ、ストレージで寝る・捨てられる以外に、俺にやる事があるとはな!その発想は無かった。たしかに赤緑(グルール)だからデッキに入るな」「グルール!」マツバガニが言った。「名前が無いなら、今からそれが名前だ。グルールの魔除け=サン!」
「グルールの魔除けか」彼は呟いた。「俺はグルールの魔除け。ははは」「よし。作戦再開だ、グルールの魔除け=サン。我々は回避能力や対空除去を必要としている。そして捕虜奪還」「わかりくいんだよ、アンタ。Creatures without flying can’t block this turnだのGruul Charm deals 3 damage to each creature with flying だのGain control of all permanents you ownだのか?俺のテキストにあるだろ、カードの下の部分だ」「よし!流石だ!」
改変元:オペレーション・レスキュー #5 より
http://togetter.com/li/328144
「とにかく俺のことはアレだ、いないと思っていい。もしくは、捨てろ。好きにカード捜しすりゃいいや。」「……」マツバガニは思案した。「私はマツバガニだ。お前の名は」
「名前は誰からもお呼びが掛からないんで忘れちまったよ」カードは答えた。「お前さん、何を探してンだ?ボロスの魔除け?ぷっ!ボロスの魔除けね、魔除け」「魔除けの名はボロスの魔除けだ。我がデッキに入れようと思うのだ」
「なァるほど、ナヤでも強化するってわけだ。あいつの効果で。こいつは傑作だ」「ボロスの魔除けだ。知っておるのだな」
「知っているとも。俺はあいつの出来損ないよ」カードは言った。「俺の能力がベースになっているんだ。あいつは完成形だ。俺にゃ、本体に4点だの、二段攻撃だの、とてもとても ……」「お前も魔除けか」マツバガニは言った「マローが生み出した……」「まあ、そうだな」「ずっとここに」
「そうだよ。ボロスの魔除けがスペル枠を埋めた。以来、ここでこうして、ほったらかしさ。何もする事ねえし、スタン落ちまで寝てンのさ」カードはアクビした。「捨てていいぜ」「……」マツバガニはそのカードに手をかけた。「ヌゥーッ……」「イイね 。ひと思いにやってくれ」「捨てる?何をバカな」デッキケースを開けながら言った。
「アア?」「お前は一緒に来い」マツバガニの眉間に血管が浮かび上がった。「我がデッキに」「ナンデ?」カードは心底不可解そうに目を見開いた。マツバガニは答えた 。「そこにいて、何になる」スリーブの入口が広がってゆく!
「何になる、って、何にもならねえよ」カードは言った。「印刷される前の事なんか忘れちまったしよォ、仕事もねえし、ストレージで寝てるか捨ててもらうか、二つに一つ……」「ナンデ?」今度はマツバガニが問うた。「デッキのスペースは空いたぞ。なぜ入らない」「入る?」「当然だろう」
マツバガニは一歩下がった。そして言った。「お前がそこにいる理由は何も無い!」「……まあ、そりゃ、無いさ」「ならば共に来い。我がナヤアグロは戦力を必要としている。自由獲得の為の戦力を!サヴァイヴァルの力をな!」「……」カードはのそのそとストレージから出てきた。
「カードは企業の道具では無い。わかるか?サヴァイヴァルする為のカードだ。厳しいスタンダート環境に適応する効果を持つ。ゆえにサヴァイヴァルする。我がデッキはサヴァイヴァル集団であり、スタン環境でのサヴァイヴァルの為に戦う!自由!」マツバガニは叫んだ。「お前もそうなのだ!」
「何言ってんだアンタ」カードはストレージから出ると、その場でストレッチを始めた。「だがまァ、ストレージで寝る・捨てられる以外に、俺にやる事があるとはな!その発想は無かった。たしかに赤緑(グルール)だからデッキに入るな」「グルール!」マツバガニが言った。「名前が無いなら、今からそれが名前だ。グルールの魔除け=サン!」
「グルールの魔除けか」彼は呟いた。「俺はグルールの魔除け。ははは」「よし。作戦再開だ、グルールの魔除け=サン。我々は回避能力や対空除去を必要としている。そして捕虜奪還」「わかりくいんだよ、アンタ。Creatures without flying can’t block this turnだのGruul Charm deals 3 damage to each creature with flying だのGain control of all permanents you ownだのか?俺のテキストにあるだろ、カードの下の部分だ」「よし!流石だ!」
改変元:オペレーション・レスキュー #5 より
http://togetter.com/li/328144
【ネオチャーム】シミックの魔除け【フォー・セル】
2013年1月14日 MTG(ネタ) コメント (6)
ネオサイタマに聳える悪の根城、トコロザワ・ピラー十三階。ここはマツバガニのダミー会社、ネコソギ・ファンドの事務所である。窓の外では、空からの攻撃を防ぐため、数十基のサーチライトが慌しく夜空を切り裂いていた。
マツバガニは長さ十メートルもある高級一枚板のデスクに座り、葉巻をふかす。今日の彼の装束は戦闘服ではない。シミック製薬との商談があるからだ。ビジネス用のアルマーニスーツ上下に、鎖頭巾、黄金メンポという出で立ちである。それでも、全身から殺気がみなぎっていた。
「マツバガニ=サン、新型のシミックの魔除けができました」シミック製薬の営業が、汗をふきながらしどろもどろで説明する。数億というカネが動く一大取引だ。マツバガニの機嫌を取るために、大トロ粉末を30キログラムも持参している。
「見てみよう、シミック=サン。ワシを落胆させないでくれよ」マツバガニは席を立ち、シミックの営業と並んで、吹き抜けになっている十二階を見下ろした。十二階はアリーナ状になっており、それをぐるりと見下ろす十三階のガラス窓は、すべて強靭な防弾ガラス製となっている。
「あれです」シミックの営業が指差す先には、黒いスーツに身を包んだプレイヤーの手札に十数枚のシミックの魔除けがセンスのように整然と並んでいた。表向きは江戸時代から続く風邪薬メーカー、シミック製薬は、数々の生体兵器を裏社会に流通させる死の武器商人でもあるのだ。
「サバンナライオンを放せ」マツバガニがブザーボタンを押しながら命令する。もう一方のプレイヤーが騙し討ちから場に出し、メキシコ産の凶悪なライオンが姿を現すと、たちまち相手プレイヤーに飛び掛った!並の人間なら相打ち程度でしか殺せない、恐るべき猛獣だ。
だがシミックの魔除けは、"target creature to its owner’s hand"し、一糸乱れぬバウンスでライオンを手札に送った。他にも、まったく同じ動きで"target creature gets +3/+3 until end of turn"したり、まったく同じ動きで"permanents you control gain hexproof until end of turn"したり、まったく同じ動きで墓地に落ちたりする。ナムアミダブツ! 何という汎用性か!
「ムハハハハハ!」マツバガニは哄笑する。「敵はもうサバンナライオンでも、タルモゴイフでも、墓忍びでも同じことです」シミックの営業も、ネズミのような笑い声を漏らしながら自慢げに語った。「シミックならではの万能感です。シミックの魔除けは無敵です」しかし彼の笑いもここまでだった。
「ではエムラクールを放せ」マツバガニがブザーを押した。 何だって?シミックの営業の顔が曇る。失禁し、営業スーツの前がほんのり湿る。騙し討ちの起動コストが払われ、エチゼンクラゲに良く似たクリーチャーが姿を現した。全長100メートル近くありそうな巨体が特徴だ。
シミックの魔除けが身構える前に、エムラクールは想像を絶するほどの素早い動きと力で、戦闘に移った。手札の十数枚のシミックの魔除けで一斉にバウンスしようとする。だが対象にとれない!シミックの魔除けを抱えたプレイヤーは、恐怖の悲鳴を上げた。
ゼンディカー製の巨体はブーメランのような軌道を描き、ボーリングのピンのように並んだパーマネントを滅殺しながら、ライフを削り取った。プレイヤーを失ったシミックの魔除けたちは、手札に抱えられたまま、片づけられることになった。
「ムハハハハハ! ストライク! ムッハハハハハハ!」マツバガニはセンスを広げて大笑いしていた。彼は弱者が虫けらのように死ぬのを見るのが何よりも好きなのだ。
「マツバガニ=サン、申し訳ありません」シミックの営業は恐怖のあまり床に倒れて、喘息を起こしたマグロのように口をぱくぱくとさせていた。「責任をとってセプクします」
「いや、いい」マツバガニはセンスをぴしゃりと閉じる。「魔除けがモダンやレガシー級に強ければ、いつ寝首をかかれるかわからんではないか。シミック=サンよ、今回も良い仕事だった」「毎度ありがとうございます」シミックの営業は息も絶え絶えに立ち上がり、前をハンカチで拭いた。
「しかし、貴様はワシのオフィスの床を汚したため、生かしてはおかん」マツバガニがボタンを押すと、シミックの営業の足元が開き、人食いズワイガニの群がるプールへと真っ逆さまに転落した。営業がカニに手足を喰われるのを見下ろしながら、マツバガニはこの日最高の笑い声をあげる。
以上、バップル=サンからのリクエストでした。
《引用》
ネオヤクザ・フォー・セル
http://togetter.com/li/73449
マツバガニは長さ十メートルもある高級一枚板のデスクに座り、葉巻をふかす。今日の彼の装束は戦闘服ではない。シミック製薬との商談があるからだ。ビジネス用のアルマーニスーツ上下に、鎖頭巾、黄金メンポという出で立ちである。それでも、全身から殺気がみなぎっていた。
「マツバガニ=サン、新型のシミックの魔除けができました」シミック製薬の営業が、汗をふきながらしどろもどろで説明する。数億というカネが動く一大取引だ。マツバガニの機嫌を取るために、大トロ粉末を30キログラムも持参している。
「見てみよう、シミック=サン。ワシを落胆させないでくれよ」マツバガニは席を立ち、シミックの営業と並んで、吹き抜けになっている十二階を見下ろした。十二階はアリーナ状になっており、それをぐるりと見下ろす十三階のガラス窓は、すべて強靭な防弾ガラス製となっている。
「あれです」シミックの営業が指差す先には、黒いスーツに身を包んだプレイヤーの手札に十数枚のシミックの魔除けがセンスのように整然と並んでいた。表向きは江戸時代から続く風邪薬メーカー、シミック製薬は、数々の生体兵器を裏社会に流通させる死の武器商人でもあるのだ。
「サバンナライオンを放せ」マツバガニがブザーボタンを押しながら命令する。もう一方のプレイヤーが騙し討ちから場に出し、メキシコ産の凶悪なライオンが姿を現すと、たちまち相手プレイヤーに飛び掛った!並の人間なら相打ち程度でしか殺せない、恐るべき猛獣だ。
だがシミックの魔除けは、"target creature to its owner’s hand"し、一糸乱れぬバウンスでライオンを手札に送った。他にも、まったく同じ動きで"target creature gets +3/+3 until end of turn"したり、まったく同じ動きで"permanents you control gain hexproof until end of turn"したり、まったく同じ動きで墓地に落ちたりする。ナムアミダブツ! 何という汎用性か!
「ムハハハハハ!」マツバガニは哄笑する。「敵はもうサバンナライオンでも、タルモゴイフでも、墓忍びでも同じことです」シミックの営業も、ネズミのような笑い声を漏らしながら自慢げに語った。「シミックならではの万能感です。シミックの魔除けは無敵です」しかし彼の笑いもここまでだった。
「ではエムラクールを放せ」マツバガニがブザーを押した。 何だって?シミックの営業の顔が曇る。失禁し、営業スーツの前がほんのり湿る。騙し討ちの起動コストが払われ、エチゼンクラゲに良く似たクリーチャーが姿を現した。全長100メートル近くありそうな巨体が特徴だ。
シミックの魔除けが身構える前に、エムラクールは想像を絶するほどの素早い動きと力で、戦闘に移った。手札の十数枚のシミックの魔除けで一斉にバウンスしようとする。だが対象にとれない!シミックの魔除けを抱えたプレイヤーは、恐怖の悲鳴を上げた。
ゼンディカー製の巨体はブーメランのような軌道を描き、ボーリングのピンのように並んだパーマネントを滅殺しながら、ライフを削り取った。プレイヤーを失ったシミックの魔除けたちは、手札に抱えられたまま、片づけられることになった。
「ムハハハハハ! ストライク! ムッハハハハハハ!」マツバガニはセンスを広げて大笑いしていた。彼は弱者が虫けらのように死ぬのを見るのが何よりも好きなのだ。
「マツバガニ=サン、申し訳ありません」シミックの営業は恐怖のあまり床に倒れて、喘息を起こしたマグロのように口をぱくぱくとさせていた。「責任をとってセプクします」
「いや、いい」マツバガニはセンスをぴしゃりと閉じる。「魔除けがモダンやレガシー級に強ければ、いつ寝首をかかれるかわからんではないか。シミック=サンよ、今回も良い仕事だった」「毎度ありがとうございます」シミックの営業は息も絶え絶えに立ち上がり、前をハンカチで拭いた。
「しかし、貴様はワシのオフィスの床を汚したため、生かしてはおかん」マツバガニがボタンを押すと、シミックの営業の足元が開き、人食いズワイガニの群がるプールへと真っ逆さまに転落した。営業がカニに手足を喰われるのを見下ろしながら、マツバガニはこの日最高の笑い声をあげる。
以上、バップル=サンからのリクエストでした。
《引用》
ネオヤクザ・フォー・セル
http://togetter.com/li/73449
一揆◆Boros Charm◆打毀
2013年1月12日 MTG(ネタ) コメント (3)
ドーモ、ファシスト的な搾取構造に疑問を持たず、
欺瞞的に用意された泡沫的なカード的遊戯にうつつを抜かす奴隷的存在の皆さん。
私は進歩的革命組織ボロスの戦闘エージェント、マツバガニです。
ボロスは戦闘組織ではあるが、それはやむにやまれぬもので、
進歩的闘争、言わば必要悪的暴力だ。
闘争を忌避すれば唾棄すべき敗北主義が待つばかり。
君にもわかるだろう?
君のこれまでの闘争行為は実にめざましく、
驚くべきものだ。
君一人の力が加わるだけで、我が組織の進歩性は二倍にもなるのではなかろうか?
そして、抜身のカタナのような闘争的存在である君に今、
うってつけの革命的カードが用意されている。
それがこれだ。
このカードには三つの「作戦」がある。
作戦というよりはモードと言った方が適切である。
だがしかし「モードという呼称は石柱の男を徹底的に連想させ、
よって敗北主義的である」との理由で、あえて作戦と称するのだ。
Boros Charm deals 4 damage to target player
この作戦は粛清対象である敗北主義的な抑圧組織の退廃的存在を唾棄する。
この電撃的作戦の成果として、我々は建設的未来へ一歩前進するであろう。
permanents you control are indestructible this turn
諸君!怖れるな!決して屈することはない。私は決して死なぬ。
諸君の声が革命細胞を構成し、私は決断的に何度でも立ち上がる!
何度でもだ!諸君が私なのだ。そして見よ!
今まさに堕落資本家の象徴的存在が卑屈な豚めいて逃走するぞ!
target creature gains double strike until end of turn
この場にいる同志全てが最強の戦士。
組織皆戦闘員の思想が、我々を常に進歩的勝利へ導く。
進歩的革命とは、科学的方法論のもと、
常に100%の成功率のもとで行動するのだ!
この反ブルジョワ思想の体現であるカードを使い、
プロレタリアートの奴隷的行使を容認する規制緩和策を推し進める
資本主義の豚を例外なく粉砕し、
そのうえで進歩的革命世界観の種を蒔くのだ!
それだけが唯一の世界革命手段である!
欺瞞的に用意された泡沫的なカード的遊戯にうつつを抜かす奴隷的存在の皆さん。
私は進歩的革命組織ボロスの戦闘エージェント、マツバガニです。
ボロスは戦闘組織ではあるが、それはやむにやまれぬもので、
進歩的闘争、言わば必要悪的暴力だ。
闘争を忌避すれば唾棄すべき敗北主義が待つばかり。
君にもわかるだろう?
君のこれまでの闘争行為は実にめざましく、
驚くべきものだ。
君一人の力が加わるだけで、我が組織の進歩性は二倍にもなるのではなかろうか?
そして、抜身のカタナのような闘争的存在である君に今、
うってつけの革命的カードが用意されている。
それがこれだ。
Boros Charm RW
Instant
Choose one-
Boros Charm deals 4 damage to target player;
or permanents you control are indestructible this turn;
or target creature gains double strike until end of turn.
このカードには三つの「作戦」がある。
作戦というよりはモードと言った方が適切である。
だがしかし「モードという呼称は石柱の男を徹底的に連想させ、
よって敗北主義的である」との理由で、あえて作戦と称するのだ。
Boros Charm deals 4 damage to target player
この作戦は粛清対象である敗北主義的な抑圧組織の退廃的存在を唾棄する。
この電撃的作戦の成果として、我々は建設的未来へ一歩前進するであろう。
permanents you control are indestructible this turn
諸君!怖れるな!決して屈することはない。私は決して死なぬ。
諸君の声が革命細胞を構成し、私は決断的に何度でも立ち上がる!
何度でもだ!諸君が私なのだ。そして見よ!
今まさに堕落資本家の象徴的存在が卑屈な豚めいて逃走するぞ!
target creature gains double strike until end of turn
この場にいる同志全てが最強の戦士。
組織皆戦闘員の思想が、我々を常に進歩的勝利へ導く。
進歩的革命とは、科学的方法論のもと、
常に100%の成功率のもとで行動するのだ!
この反ブルジョワ思想の体現であるカードを使い、
プロレタリアートの奴隷的行使を容認する規制緩和策を推し進める
資本主義の豚を例外なく粉砕し、
そのうえで進歩的革命世界観の種を蒔くのだ!
それだけが唯一の世界革命手段である!
【レガシー】ダークニンジャ【キョート・ヘル・オン・アース】
2012年7月12日 MTG(ネタ) コメント (8)サイバーパンク忍者活劇小説[NINJA SLAYER]の第二部最終話「キョート・ヘル・オン・アース」連載開始を記念して
以前から温めていた忍者デッキを公開。
Dark Ninja
<各ニンジャ紹介>
《羽ばたき飛行機械》
今や各ニンジャに一台配備の浮遊ドロイド、モーターチイサイ。
よくブロック指定後にニンジャになります。
《翼作り》
別名ヘルカイト=サン。
一発殴ったらもう殴れなくなりがちなニンジャに 、
「殺伐」「ハリキリ」などインパクトある言葉が毛筆でしたためられた
大凧を授けてくれる。
《瞬唱の魔道士》
墓地から呪文を使えるハカバハンドの使い手。
このデッキではあまりフラッシュバックできない。
正直このデッキにはいらない。
《悪意の大梟》
このカードの登場は一瞬でも真剣にニンジャデッキを考えるきっかけになりました。
カナスレ相手に強いんじゃないかな?
《闇の腹心》
特に意味なく入れた。
まあフツーに強いでしょう。
《深き刻の忍者》
MTG界のニンジャ・オブ・ニンジャ。
これがないとニンジャデッキではない!
《梅澤の十手》
むかしむかしのエド戦争にて猛威を振るった大量殺戮兵器「ジッテ」。
これを使えばどんなニュービーニンジャでも神話級ニンジャに!古事記にそう書いてあった。
何はともあれ「キョート・ヘル・オン・アース」楽しみ!!
以前から温めていた忍者デッキを公開。
Dark Ninja
4《羽ばたき飛行機械》
4《翼作り》
4《瞬唱の魔道士》
4《悪意の大梟》
4《闇の腹心》
4《深き刻の忍者》
4《霊気の薬瓶》
2《梅澤の十手》
4《思考囲い》
2《目くらまし》
4《Force of Will》
4《Underground Sea》
2《島》
2《沼》
4《不毛の大地》
4《汚染された三角州》
2《血染めのぬかるみ》
2《霧深い雨林》
<各ニンジャ紹介>
《羽ばたき飛行機械》
今や各ニンジャに一台配備の浮遊ドロイド、モーターチイサイ。
よくブロック指定後にニンジャになります。
《翼作り》
別名ヘルカイト=サン。
一発殴ったらもう殴れなくなりがちなニンジャに 、
「殺伐」「ハリキリ」などインパクトある言葉が毛筆でしたためられた
大凧を授けてくれる。
《瞬唱の魔道士》
墓地から呪文を使えるハカバハンドの使い手。
このデッキではあまりフラッシュバックできない。
正直このデッキにはいらない。
《悪意の大梟》
このカードの登場は一瞬でも真剣にニンジャデッキを考えるきっかけになりました。
カナスレ相手に強いんじゃないかな?
《闇の腹心》
特に意味なく入れた。
まあフツーに強いでしょう。
《深き刻の忍者》
MTG界のニンジャ・オブ・ニンジャ。
これがないとニンジャデッキではない!
《梅澤の十手》
むかしむかしのエド戦争にて猛威を振るった大量殺戮兵器「ジッテ」。
これを使えばどんなニュービーニンジャでも神話級ニンジャに!古事記にそう書いてあった。
何はともあれ「キョート・ヘル・オン・アース」楽しみ!!
【メンバー】チーム『真人間』設立!!【募集】
2011年11月21日 MTG(ネタ) コメント (11)世界選手権が終了しましたね。
結果は皆さんご存知のとおり個人戦、団体戦ともに日本の優勝でした!!
しかし同時に今回の世界選手権で思い知ったのがチームの重要さです。
具体的にはCFB御一行です。
ベスト8の半分がCFB勢というのは異常と言わざるを得ません。
そこで私も今回チームを旗揚げしようと思います。
その名もTeam『真人間』!!
CFBのようにMTGのトーナメントシーンを『真人間』で埋め尽くすのがチームの目的です。
よって入団希望は広く受け付けますが申し込みに条件を設けます。
【入団条件】
①最低限あいさつができる
ゲーム前の「おねがいします」、ゲーム後の「ありがとうございました」を言えるのは真人間として当然です。
投了時などに無言でカードを片付けるなんてもってのほかです。
②最低限敬語が話せる
初対面の人や年長者に対して敬語を使うのは真人間の嗜みです。
タメ口等を使うのはもっと親しくなってから!
③自分の収入内でMTGをやる。
自らの稼ぎや小遣いの中でやりくりしてMTGを行うのは真人間としての必須スキル!
参考として年間収入の30%以内が目安(小遣い制の場合はこの限りではない)。
④人との約束を守る。
「ゆびきりげんまん」、それは親がはじめてあなたに教えた真人間への道しるべ。
時間を守る、ルールを守る(イカサマをしない)、これらも当然人との守るべき約束です。
以上が最低条件。
その他にも
・前科が無い
・毎日風呂に入る
・お盆と正月の最低年二回は墓参りにいく
・寝る前には歯を磨く
・猫に石を投げない
・オナニーは一日に3回もしない
・賞味期限は守る
・落ちてるモノを食べない
などなど細かい条件はあります。
厳しい条件ではあると思いますが
「我こそは真の真人間!!」と思う人は是非Team『真人間』に!!
あっ!僕は条件を満たしていないので入団できません。
結果は皆さんご存知のとおり個人戦、団体戦ともに日本の優勝でした!!
しかし同時に今回の世界選手権で思い知ったのがチームの重要さです。
具体的にはCFB御一行です。
ベスト8の半分がCFB勢というのは異常と言わざるを得ません。
そこで私も今回チームを旗揚げしようと思います。
その名もTeam『真人間』!!
CFBのようにMTGのトーナメントシーンを『真人間』で埋め尽くすのがチームの目的です。
よって入団希望は広く受け付けますが申し込みに条件を設けます。
【入団条件】
①最低限あいさつができる
ゲーム前の「おねがいします」、ゲーム後の「ありがとうございました」を言えるのは真人間として当然です。
投了時などに無言でカードを片付けるなんてもってのほかです。
②最低限敬語が話せる
初対面の人や年長者に対して敬語を使うのは真人間の嗜みです。
タメ口等を使うのはもっと親しくなってから!
③自分の収入内でMTGをやる。
自らの稼ぎや小遣いの中でやりくりしてMTGを行うのは真人間としての必須スキル!
参考として年間収入の30%以内が目安(小遣い制の場合はこの限りではない)。
④人との約束を守る。
「ゆびきりげんまん」、それは親がはじめてあなたに教えた真人間への道しるべ。
時間を守る、ルールを守る(イカサマをしない)、これらも当然人との守るべき約束です。
以上が最低条件。
その他にも
・前科が無い
・毎日風呂に入る
・お盆と正月の最低年二回は墓参りにいく
・寝る前には歯を磨く
・猫に石を投げない
・オナニーは一日に3回もしない
・賞味期限は守る
・落ちてるモノを食べない
などなど細かい条件はあります。
厳しい条件ではあると思いますが
「我こそは真の真人間!!」と思う人は是非Team『真人間』に!!
あっ!僕は条件を満たしていないので入団できません。
アンフィンと学ぶ!次元一周種族の旅【第一回マーフォーク編】
2011年8月1日 MTG(ネタ) コメント (4)M12のリミテッドでのこと
今晩AVを借りて帰るか今日のところは先週4本借りたやつで間に合わせるか悩みながらプレイしているプレイヤーMと、
青赤を組んだにも関わらず《山》3枚のみ並んでいるコンバットが苦手なプレイヤーKが勝負をしている。
Kのターン、Kは《順応する自動機械》をプレイしクリーチャータイプ『サラマンダー』を宣言しターンを終了した。
Mは(《アンフィンの殺し屋》が手札に溜まっているのかなぁ)と思い適当な生物を展開しKにターンを返した。
そしてKのターン、Kは《島》を引くことが出来ず《ゴブリンのトンネル堀り》をプレイしターンを終了した。
・・・ん!?
M「・・・ねえ」
K「何?」
M「なんで《自動機械》の宣言を『ならず者』にしなかったん?」
K「あっ」
《アンフィン》のタイプは『サラマンダー』『ならず者』、《トンネル堀り》のタイプは『ゴブリン』『ならず者』なのである。
結局Kはこのミスが原因でMの《ギデオン・ジュラ》にやられてしまうのであった。
環境の各生物のコストやパワータフネスや効果などは覚えているヒトは多いと思うが
クリーチャータイプまで覚えているヒトは意外と少ないのではないだろうか?
特にレガシー環境では部族デッキの台頭や《仕組まれた疫病》の指定など、他の環境よりクリーチャータイプに気をつけることが多いように思う。
このシリーズでは上のケースで問題になった《アンフィンの殺し屋》の少年「アンちゃん」と助手として次元を渡り間違えやすいクリーチャータイプを紹介していきたいと思います。
~メルカディア、都市リシャーダ~
アンちゃん「センセー、ここはどこですか?」
マツバガニ「ここはメルカディア次元のリシャーダという街だよ。貿易の中心地として栄えていて色々な種族がいるんだよ。」
マツバ「ではアンちゃん。あの小脇におっさんを抱えている筋肉質のハゲの種族は何かわかるかい?」
アンちゃん「う~ん、なんか少し顔色が悪いけど『人間』じゃないんですか?」
マツバ「実は『マーフォーク』なんだよ。普通のマーフォークはヒレがついていることが多いけど、メルカディアのマーフォークはヒレを自由に人間の足にすることが出来るんだよ。」
アンちゃん「へ~。であのヒトは何をしているの?」
マツバ「どうやら《波止場の用心棒》らしいね。脇のおじさん達がおさわりでもしたんじゃないかな?」
マツバ「じゃああの太った中年を連れている貴婦人の種族はわかるかい?」
アンちゃん「ん~、あのヒトなんか厚化粧で顔が青白くなって・・・もしかして『マーフォーク』?」
マツバ「そのとおりだよ。彼女は一時的にヒトの精神を操る魔法をつかえるんだ。」
アンちゃん「なるほど、それを使って男漁りをしているんだね。あっ・・・」
《超越者》「さっきから黙って聞いていればその生き物!失礼なこと言ってくれるわね。あなた!種族は何?」
アンちゃん「あっ・・・はい、『サラマンダー』です・・・。」
《超越者》「『サラマンダー』ごときの下等種族が我々『マーフォーク』に対して意見するなんて100年早いわ!レガシーで一度でもTier1になったことがあるのかしら?無いわよねぇ。『サラマンダー』だものねぇ。まあ精々ドラフトで10ピック目にでも取られてなさい。」
アンちゃん「く・・・くっそぉ・・・。」グシャ
マツバ「こっ・・こらっ!カードを潰すんじゃない!」
気が向けばつづく
【7/1後】新環境スタンデッキ垂れ流し【電波微量混入】
2011年6月21日 MTG(ネタ) コメント (4)ウラブラスクート
4《水蓮のコブラ》
4《原始のタイタン》
3《ゼンディカーの報復者》
2《隠れしウラブラスク》
4《カルニの心臓の探検》
4《探検》
4《砕土》
3《耕作》
4《召喚の罠》
11《山》
5《森》
4《霧深い雨林》
4《進化する未開地》
4《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》
《原始のタイタン》が出てから殴るまでのタイムラグを《ウラブラスク》が緩和!
土地を4枚出しながら火山弾といっしょに殴ってくる緑のおっさんはまさに恐怖!
同系戦にも効くかもね。
ソウル・ビッチーズ
4《魂の従者》
4《縫合の僧侶》
4《レオニンの遺物囲い》
4《ファイレクシアの変形者》
4《セラの高位僧》
4《アジャニの群れ仲間》
4《焼身の魂喰い》
2《微光角の鹿》
3《刃砦の英雄》
4《無傷の発現》
4《微光地》
19《平地》
《神ジェイス》亡き今負けうる手段はダメージのみ!(毒殺もあるけど)
ならば無限ライフだ!
そして《無傷の発現》で《赤魂喰い》を無理やり通し溜め込んだライフを吐き出そう!
キャッ党聖騎士伝さやんでえ
4《純鋼の聖騎士》
2《王の摂政、ケンバ》
3《闘争の学び手》
4《ファイレクシアの変形者》
4《皮剥ぎの鞘》
4《迫撃鞘》
4《鎌切り》
2《殴打頭蓋》
3《饗宴と飢餓の剣》
3《バジリスクの首輪》
4《急送》
4《墨蛾の生息地》
19《平地》
《石鍛冶》亡き後も装備品を使い倒したいというあなた!
このデッキなら思う存分装備品を使えるぞ!
《純鋼》で《ケンバ》に装備品を集めてトークンでニャンニャンしまくるもよし!
《墨蛾》に集めてワンパンKOするもよし!
可能性は無限大!
注;これらのデッキは一切調整されていませんので用法用量守って正しくお使いください。
2011年5月17日 22:37 ジョー・カディーン 誰
2011年5月17日 17:12 覇者ジョー=カディーン 誰
2011年5月15日 19:20 ジョー・カディーン 誰だ
今日も心無い言葉が覇者を傷つける・・・
《覇者、ジョー・カディーン》名言集
2011年5月12日 MTG(ネタ) コメント (3)
今日蒼猫亭で話題になった改変
・すいません、これ覇者に似合うと思います?
・俺が覇者だってことはちゃんと言ったの?
・頼むぞぉ…?ほっといてくれよぉ…?俺が覇者だって気付かないでくれよぉ…?
・覇者に合うワインはあるのかい?
・4人と覇者が1人なんですけど席空いてます?
・医者ではないですけど覇者です
・あれ…え?覇者でも割引ってされないんだ
・俺以来覇者なやつ出てきてないみたいなんだわ
・俺がいつから覇者なのか調べられるか?
あっ、チラ見せ解答編は土日更新予定です。
・すいません、これ覇者に似合うと思います?
・俺が覇者だってことはちゃんと言ったの?
・頼むぞぉ…?ほっといてくれよぉ…?俺が覇者だって気付かないでくれよぉ…?
・覇者に合うワインはあるのかい?
・4人と覇者が1人なんですけど席空いてます?
・医者ではないですけど覇者です
・あれ…え?覇者でも割引ってされないんだ
・俺以来覇者なやつ出てきてないみたいなんだわ
・俺がいつから覇者なのか調べられるか?
あっ、チラ見せ解答編は土日更新予定です。
こんな状況は台パンだ!!
2011年5月9日 MTG(ネタ) コメント (9)人生とは思い通りにいかないものである。
理不尽な仕打ちを受けたり、思いがけないトラブルにあいイライラすることもあるであろう。
それはMTGでも同じことである。
ターンが帰ってきたら勝ちのところで相手に《補充》をトップされ負けてしまい泣いてしまうこともあるだろう。
消耗戦の末、相手のトップから3ターン連続で《血網み髪のエルフ》が出てきて声を荒げることもあるであろう。
そのようなやり場の無い怒りの捌け口として最も代表的なものが『台パン』である。
ここではいくつかの事例を紹介してそれが台パンするに値するか各人判断していただきたいと思う。
(以下の事例は実際に起こった盤面を元に作っている場合もなきにしもあらずですがその場にいた人物が台パンしたわけでもなく、また特定の個人を中傷する意図も一切ありません)
解答編は下に。
↓
↓
台パンはイカンヨ
理不尽な仕打ちを受けたり、思いがけないトラブルにあいイライラすることもあるであろう。
それはMTGでも同じことである。
ターンが帰ってきたら勝ちのところで相手に《補充》をトップされ負けてしまい泣いてしまうこともあるだろう。
消耗戦の末、相手のトップから3ターン連続で《血網み髪のエルフ》が出てきて声を荒げることもあるであろう。
そのようなやり場の無い怒りの捌け口として最も代表的なものが『台パン』である。
ここではいくつかの事例を紹介してそれが台パンするに値するか各人判断していただきたいと思う。
(以下の事例は実際に起こった盤面を元に作っている場合もなきにしもあらずですがその場にいた人物が台パンしたわけでもなく、また特定の個人を中傷する意図も一切ありません)
CASE1 フォーマット:レガシー
相手のライフが2のところから《むかつき》ルートで《苦悶の触手》20点ドレインされる。
CASE2 フォーマット:スタンダード
こちら青黒で、相手はヴァラクート。
相手の土地が五枚並んでいて次のターン《原始のタイタン》が出そうなので《強迫》で確認。
相手の手札は《原始のタイタン》《召喚の罠》《山》で《罠》を落とす。
こっちは《マナ漏出》を構えているので大丈夫と思っていると次のターン、
《原始のタイタン》→《マナ漏出》→《召喚の罠》→《原始のタイタン》登場。
CASE3 フォーマット:リミテッド
プレリなのに俺だけ高額レアも爆弾レアも引かない。
解答編は下に。
↓
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台パンはイカンヨ
ミラディンの希望《覇者、ジョー・カディーン》
2011年5月3日 MTG(ネタ)
フレーバーテキストより
《覇者、ジョー・カディーン》
「私の手に剣がある限り、清純なるミラディンを取戻す希望は残っている。」
一方、
《シルヴォクののけ者、メリーラ》
かつての最下層民が、今ではミラディンの最も大いなる希望だ。
---とあるミラディン組新学期
カーン「えー、ではクラスの代表、ミラディンの希望を決めたいと思うのですが誰か立候補はいますか?」
ざわ・・・・
ざわ・・・
ジョー「しょーがねぇから俺がやります」
コス「ぼくはメリーラちゃんがいいと思います」
エズーリ「俺もそう思いまーす」
ペス「悔しいけどメリーラさんにはファンクラブも出来ていて人気もあるので妥当だと思います」
メリーラ「えっ・・・そんな、私は・・・(///)」
カーン「みんなもこう言ってるしやってくれるか?」
メリーラ「えっ・・・わかりました、精一杯がんばります」
カーン「ではミラディンの希望はメリーラさんに決まりました」
一同「パチパチパチパチパチパチパチ」
《覇者、ジョー・カディーン》
「私の手に剣がある限り、清純なるミラディンを取戻す希望は残っている。」
一方、
《シルヴォクののけ者、メリーラ》
かつての最下層民が、今ではミラディンの最も大いなる希望だ。
---とあるミラディン組新学期
カーン「えー、ではクラスの代表、ミラディンの希望を決めたいと思うのですが誰か立候補はいますか?」
ざわ・・・・
ざわ・・・
ジョー「しょーがねぇから俺がやります」
コス「ぼくはメリーラちゃんがいいと思います」
エズーリ「俺もそう思いまーす」
ペス「悔しいけどメリーラさんにはファンクラブも出来ていて人気もあるので妥当だと思います」
メリーラ「えっ・・・そんな、私は・・・(///)」
カーン「みんなもこう言ってるしやってくれるか?」
メリーラ「えっ・・・わかりました、精一杯がんばります」
カーン「ではミラディンの希望はメリーラさんに決まりました」
一同「パチパチパチパチパチパチパチ」