6/9の日記のabknからのコメントについての返答を通して私の使用するマーフォークのプランを述べさせていただきます。
1. 広がり行く海の採用の余地はあるか(行き詰まりの代わりに入れる人をよく見る)
2. ヴェンデリオン三人衆の採用の余地はあるか(DeckCheckでたまに見かける)
3. リンク先の日記のレシピで水没はなぜ採用されていないか(Zoo対策として有効に思われるのだが)
4. リンク先の日記のレシピには何故支配魔法が採用なのか?不忠の糸は駄目か?
5. シースプライトは本当にZoo、ゴブリンに有効か?
まず前提としてマーフォークは何故ZOOとゴブリンに不利なのかを述べさせていただきます。
この両者は同じ赤絡みのビートダウンデッキですが魚にとっては全く別の理由でそれぞれ苦手であり、そのためそれぞれ別の対策を用意しなければなりませんでした。
まずマーフォークがゴブリンを苦手とする理由としては「こちら側の攻撃が通らない」「時間が掛かれば掛かるほど不利になる」という点にあります。
何度も述べましたが本当に《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》でこちらの攻撃がほぼ止まり、《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》で除去される《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》《ゴブリンの女看守/Goblin Matron(USG)》《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》《ボガートの汁婆/Wort, Boggart Auntie》らが出るだけで圧倒的なアドバンテージを得られてしまいます。
ゴブリン側としては無理に攻める必要は全く無くゆっくり生物を貯め、じわじわアド差を生み出すというコントロールパターンで圧倒していけばいいわけです。
(余談ですが《珊瑚兜》がゴブリンに対して強い理由もクロックを刻むことでゆっくりコントロールパターンにさせず相手にも攻めなければいけないというリスクを負わせられることができることにあります。)
マーフォークがゴブリンに対する一般的な対策として《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》があげられます。その理由としては一回でもカウンターが乗れば《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》を除去できるからでありますが、その一回を乗せるのも《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》がいれば非常に難儀なことになります。
次にZOOを苦手とする理由としては「こちらの生物が残らない」という点です。
《流刑への道/Path to Exile(CON)》《稲妻/Lightning Bolt》《稲妻のらせん/Lightning Helix》という豊富な除去でロードを除去されれば《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》や《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》を止められるはずもありません。
ZOOに対してマーフォークの《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》があまり有効でない理由も装備する生物が残らないという点に起因します。
逆に《大いなる玻璃紡ぎ、綺羅/Kira, Great Glass-Spinner》がZOOに有効な理由も上記のような単体除去をある程度無力化できる点があります。
それではではコメントの返答を・・・。
1. 広がり行く海の採用の余地はあるか(行き詰まりの代わりに入れる人をよく見る)
私自身《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》を出た当初に試しましたが正直2マナも使ってこんなことをしている暇などありませんでした。
土地を縛る目的としてはZOOの方にしか効果的でなく、そのZOO相手に渡るにしても《アトランティスの王/Lord of Atlantis》はまず生き残りません。
結局両者に対して中途半端な効果しかなくわざわざスロットを割く必要もないと私は考えます。
2. ヴェンデリオン三人衆の採用の余地はあるか(DeckCheckでたまに見かける)
結論から言うとあります。というかありました。《珊瑚兜の司令官》が出るまでは・・・。
マーフォークにとっての単体の飛行クロックの強さは何度も語りましたのでいまさら述べませんが、《珊瑚兜》がいる今ではあえて採用する理由も無いと思います。
しかし手札をいじる能力は《珊瑚兜》にないものなのでそこに魅力を感じるまたは必要と感じる人は採用してもいいかもしれません。
3. リンク先の日記のレシピで水没はなぜ採用されていないか(Zoo対策として有効に思われるのだが)
正直ZOO対策として《水没/Submerge》は有効なサイドボードではありません。
上で述べたようにZOOがキツイのは軽い除去でありそれを解決しないといくら相手の生物を戻してもただの時間稼ぎにしかなりません。
さらに付け加えるなら「フェッチランドに対応して戻せば次引かれないので除去になる」という意見もよく聞きますが、《もみ消し/Stifle》して土地を縛る戦術が効果的な以上させたくない行動に頼るスペルは採用したくありません。
まあEvaの《墓忍び/Tombstalker》やニューホライズンに対しては割りと効果的と考えるのでメタによっては採用してもいいかもしれません。
4. リンク先の日記のレシピには何故支配魔法が採用なのか?不忠の糸は駄目か?
《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》や《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk》をパチれません。
5. シースプライトは本当にZoo、ゴブリンに有効か?
まずわかりやすい対ゴブリンから述べさせて頂きます。
あくまで対ゴブリンのプランは《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》であるのでこれを《シー・スプライト/Sea Sprite》に付ければサイド後でもまず除去されずブロックもされず《十手》にカウンターを乗せることができます。
対ZOOに関しても上記であげました《稲妻/Lightning Bolt》《稲妻のらせん/Lightning Helix》や《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》さらにサイドからの《紅蓮破/Pyroblast》等に対するプロテクションを持っているためほぼ《流刑への道/Path to Exile》でしか除去されずそれだけをケアしていけば安全に《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を付けることができるためZOOに対しても《十手》を効果的に使用できます。
またメインの《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》は相性がよく、《流刑への道/Path to Exile》から《シー・スプライト/Sea Sprite》を守ることにも使えます。
除去に強い生物を採用することでZOOとゴブリン両方に《十手》が効くので、サイドボードのスペースに余裕をとることができるのです。
まあ回答はこんなかんじで
今後のマーフォークの記事についてですがニッセン予選も抜けてしまいましたのであまりレガシーにかける時間が無いのでいったんここで休止させていただきます。
これまで長々とこんな駄文を読んで頂いた方々、ありがとうございました。
1. 広がり行く海の採用の余地はあるか(行き詰まりの代わりに入れる人をよく見る)
2. ヴェンデリオン三人衆の採用の余地はあるか(DeckCheckでたまに見かける)
3. リンク先の日記のレシピで水没はなぜ採用されていないか(Zoo対策として有効に思われるのだが)
4. リンク先の日記のレシピには何故支配魔法が採用なのか?不忠の糸は駄目か?
5. シースプライトは本当にZoo、ゴブリンに有効か?
まず前提としてマーフォークは何故ZOOとゴブリンに不利なのかを述べさせていただきます。
この両者は同じ赤絡みのビートダウンデッキですが魚にとっては全く別の理由でそれぞれ苦手であり、そのためそれぞれ別の対策を用意しなければなりませんでした。
まずマーフォークがゴブリンを苦手とする理由としては「こちら側の攻撃が通らない」「時間が掛かれば掛かるほど不利になる」という点にあります。
何度も述べましたが本当に《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》でこちらの攻撃がほぼ止まり、《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》で除去される《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》《ゴブリンの女看守/Goblin Matron(USG)》《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》《ボガートの汁婆/Wort, Boggart Auntie》らが出るだけで圧倒的なアドバンテージを得られてしまいます。
ゴブリン側としては無理に攻める必要は全く無くゆっくり生物を貯め、じわじわアド差を生み出すというコントロールパターンで圧倒していけばいいわけです。
(余談ですが《珊瑚兜》がゴブリンに対して強い理由もクロックを刻むことでゆっくりコントロールパターンにさせず相手にも攻めなければいけないというリスクを負わせられることができることにあります。)
マーフォークがゴブリンに対する一般的な対策として《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》があげられます。その理由としては一回でもカウンターが乗れば《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》を除去できるからでありますが、その一回を乗せるのも《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》がいれば非常に難儀なことになります。
次にZOOを苦手とする理由としては「こちらの生物が残らない」という点です。
《流刑への道/Path to Exile(CON)》《稲妻/Lightning Bolt》《稲妻のらせん/Lightning Helix》という豊富な除去でロードを除去されれば《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》や《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》を止められるはずもありません。
ZOOに対してマーフォークの《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》があまり有効でない理由も装備する生物が残らないという点に起因します。
逆に《大いなる玻璃紡ぎ、綺羅/Kira, Great Glass-Spinner》がZOOに有効な理由も上記のような単体除去をある程度無力化できる点があります。
それではではコメントの返答を・・・。
1. 広がり行く海の採用の余地はあるか(行き詰まりの代わりに入れる人をよく見る)
私自身《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》を出た当初に試しましたが正直2マナも使ってこんなことをしている暇などありませんでした。
土地を縛る目的としてはZOOの方にしか効果的でなく、そのZOO相手に渡るにしても《アトランティスの王/Lord of Atlantis》はまず生き残りません。
結局両者に対して中途半端な効果しかなくわざわざスロットを割く必要もないと私は考えます。
2. ヴェンデリオン三人衆の採用の余地はあるか(DeckCheckでたまに見かける)
結論から言うとあります。というかありました。《珊瑚兜の司令官》が出るまでは・・・。
マーフォークにとっての単体の飛行クロックの強さは何度も語りましたのでいまさら述べませんが、《珊瑚兜》がいる今ではあえて採用する理由も無いと思います。
しかし手札をいじる能力は《珊瑚兜》にないものなのでそこに魅力を感じるまたは必要と感じる人は採用してもいいかもしれません。
3. リンク先の日記のレシピで水没はなぜ採用されていないか(Zoo対策として有効に思われるのだが)
正直ZOO対策として《水没/Submerge》は有効なサイドボードではありません。
上で述べたようにZOOがキツイのは軽い除去でありそれを解決しないといくら相手の生物を戻してもただの時間稼ぎにしかなりません。
さらに付け加えるなら「フェッチランドに対応して戻せば次引かれないので除去になる」という意見もよく聞きますが、《もみ消し/Stifle》して土地を縛る戦術が効果的な以上させたくない行動に頼るスペルは採用したくありません。
まあEvaの《墓忍び/Tombstalker》やニューホライズンに対しては割りと効果的と考えるのでメタによっては採用してもいいかもしれません。
4. リンク先の日記のレシピには何故支配魔法が採用なのか?不忠の糸は駄目か?
《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》や《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk》をパチれません。
5. シースプライトは本当にZoo、ゴブリンに有効か?
まずわかりやすい対ゴブリンから述べさせて頂きます。
あくまで対ゴブリンのプランは《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》であるのでこれを《シー・スプライト/Sea Sprite》に付ければサイド後でもまず除去されずブロックもされず《十手》にカウンターを乗せることができます。
対ZOOに関しても上記であげました《稲妻/Lightning Bolt》《稲妻のらせん/Lightning Helix》や《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》さらにサイドからの《紅蓮破/Pyroblast》等に対するプロテクションを持っているためほぼ《流刑への道/Path to Exile》でしか除去されずそれだけをケアしていけば安全に《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を付けることができるためZOOに対しても《十手》を効果的に使用できます。
またメインの《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》は相性がよく、《流刑への道/Path to Exile》から《シー・スプライト/Sea Sprite》を守ることにも使えます。
除去に強い生物を採用することでZOOとゴブリン両方に《十手》が効くので、サイドボードのスペースに余裕をとることができるのです。
まあ回答はこんなかんじで
今後のマーフォークの記事についてですがニッセン予選も抜けてしまいましたのであまりレガシーにかける時間が無いのでいったんここで休止させていただきます。
これまで長々とこんな駄文を読んで頂いた方々、ありがとうございました。
コメント
集めなきゃ(汗)
白組み込んで装備品サーチするやつとシグを組み込んでみろって電波をキャッチしたんだけどどうかな?
ツンドラ集まったら試してみたい♪
個人的にマーフォークの色を増やすのは弱いと考えますけど・・・
死にたい
ゴブリンは十手なんか積んで魚をいぢめる暇があったら
ANT対策でも積んどれって思いますw
それこそ《十手》4《珊瑚兜》4とか《綺羅》4《君主》4とかでいいんですけど
今まで勝てていた他のに勝てなくなるのは避けたいです。
そうすると割合とか考えながらスロットをいじるのが楽しくなってくるwwwww
その調度いい割合や対策のためのパーツがその人の好みや周りのメタによって違ったりするから面白いですよね